FF7リメイクといえば、ゲーム起動画面にてクラウドが見上げている神羅ビルのインパクトが強いですよね。
今回は神羅ビルの構造とストーリー内での面白い話をご紹介します!
神羅ビルとは?
神羅ビルとは、ビルすべてが神羅カンパニーの本社となっている地上70階の建物です。
FF7オリジナルでは、ストーリーの途中で登場する建物ですが、FF7リメイクではエンディングに向けてバトルが満載のステージとなっています。
建物は厳重な警備がしかれており、神羅ビル外周から地下駐車場ではバトルの連続となっています。
神羅ビルの構造
地上70階建ての建物ではありますが、実際に入れるのは一部となっています。
どの階に何があるのか、簡単にご紹介します。
地下
FF7リメイク本編では、地下駐車場でのバトルを経て神羅ビルの中へと侵入します。
その他、地下3階には総務部調査課(タークス)のオフィスがあります。FF7リメイク本編を進めている中で実際に入ることはありませんが、ムービーで確認できますよ。
また、地下13階にはマテリア生成室があります。FF7リメイク本編では、スカーレットが実験に立ち会っている姿をみるだけで実際に入ることはできませんが、追加シナリオ『INTERmission』で潜入することになりますよ。
地上1~3階
地下駐車場でのバトルを経て神羅ビルの中へと侵入したクラウドたちがまず目にする地上1階はエントランスフロアとなっています。
神羅が造った車両やバイクなどの展示物があり、シャンデリアも飾られています。
このフロアだけを現代社会の感覚で見てしまうと、「神羅って車メーカーなの?」と勘違いしそうになるくらい、美しくディスプレイされているんですよ。
地上2階はアトリウム、地上3階がエレベーターフロアとなっており、FF7リメイク本編では、この地上1~3階でティファを操作しながらカードキーを手に入れることになります。
地上10~59階
カードキーを手に入れた後は、エレベーターか非常階段でひとまずの目的地である59階まで目指すことになります。
地上10~59階でわかっているフロアは、10階・20階・30階・40階・45階・50階・59階の7カ所です。
10階は総務部、20階は科学部門、30階は都市開発部門、40階は宇宙開発部門、45階は兵器開発部門、50階は治安維持部門となっています。
こうしてみると、神羅は手広く事業を広げていることがわかりますよね。現代社会でいったら一つの会社がすべてを執り行っているわけですから、独占禁止法もへったくれもないです……。
もはや、政府と同等といっても過言ではありません。そういった感覚で見てしまうと、神羅って会社なのか政治的組織なのか、判断しにくいですね。
目的地である59階はスカイフロアという名称がついており、見晴らしのよい場所となっています。
1つしたの58階とは吹き抜けで繋がったアトリウムになっていて、ここでハンドレッドガンナーとのバトルが発生しますよ。
地上60~63階
59階のスカイフロアについた後は、すぐそばにある受付に話しかけて神羅についてを知る見学ツアーに参加します。
ここからは見学子ツアーを終えないと次の階に進めないので、1回目はじっくり見て楽しんでみましょう。
60階はメモリアルフロアで、プレジデントのことや神羅カンパニーのことや各部門でどんな仕事をしているのかなどがわかります。
61階はビジュアルフロアで、神羅のプロモーション映像を見ることになりますが、謎のシステムエラーが発生して、別の映像が映し出されます。
62階はライブラリフロアで、円筒形をしたフロアの壁一面に書籍が並んでいる様子が見れます。中には資料整理用と思われるロボットいて、フロアの一角にはミッドガル市長の部屋があり、会話が発生しますよ。
63階はリフレッシュフロアで、カフェテリアなど休憩できるスペースが用意されています。ここではいくつかある大型モニターにニュースなどの映像が流れており、休憩しながら見ている神羅社員の姿がみられますよ。
63階では協力者を探すため、この階にあるバトルシミュレータにチャレンジしましょう。
また、別のシーンから、リーブのいる都市開発部門管理室もこの階にあることがわかりますよ。
地上64~70階
64階はミーティングフロアで、広さや設備の異なる会議室が集まっています。
この階にあるトイレからダクトに上がり、重役会議を覗くミッションが発生するのですが、寄り道してオフィスラブを見ると、その先に進めないというバグが発生することがあるので注意しましょう。
65階は宝条研究室サブフロアで、64階に直接通じている階段がある連絡やレッドXIIIなどの実験サンプルを入れるカプセルが立ちんでいます。
この階には、エアリスが母親と一時期を暮らしていた部屋があります。その部屋からスタートするチャプターが用意されているので、そのときにじっくり部屋を見てみましょう。
66階は宝条研究室メインフロアで、神羅バトルシミュレータが用意されています。HARDモードでしか挑戦できないコースや追加シナリオ『INTERmission』の購入で挑戦できるコースもあるんですよ。
宝条研究室メインフロアに入ったあとは、特秘研究施設・鑼牟(ドラム)をめぐることになります。
この施設は第一層~最上階までの9層編成となっていて、クラウド・バレット・レッドXIIIチームとティファ・エアリスチームの2手に分かれて進行していくことになるので、育成はバランスよくしておきましょう。
68階は宝条研究室の最奥部で、中央にはジェノバを納めたカプセルが配置されています。ここで初めてクラウド以外のメンバーもセフィロスと出会うことになるんですよ。
ストーリーを進めていくと69階のエグゼクティブフロアに到着します。
ここは70階のプレジデントフロアと階段続きになっていて、声が聞こえる方に進むとプレジデント神羅がぶら下がっており、そのままイベントへと進んでいきますよ。
神羅ビルはエレベーターor階段どっちで進む?
神羅ビルに潜入してカードキーを手に入れた後、59階までエレベーターで進もうという流れにはなるのですが、実はFF7オリジナル同様に非常階段で進むことも可能なんです。
エレベーターで進んだ場合、10階・20階でバトルが発生し、30階・40階・45階・50階・59階で強制的に止まります。約5分で目的地まで到着します。
- 10階・20階で上級警備兵とのバトルが発生
- 30階ではバトルかと身構えるも、女性社員が乗り込もうとする
- 40階で電話中の神羅社員が乗り込んできて45階で降りる
一方、非常階段で進んだ場合はバトルが発生しませんが、その分目的地まで約10分かかります。
アイテムも手に入らないのですが、その分小ネタが仕込まれています。
- クラウド・ティファ・バレットの会話が楽しめる
- 特に、バレットはすぐに息切れを起こしてへばったり歌いだしたりと動きが多い
- 20階・30階・40階・50階に辿り着いた時に、5階下まで引き返せば他の会話が発生
- 34階あたりで強制的に徒歩移動になり、52階から移動速度がさらに低下する
- 最終的に全員が息切れする
エレベーターで移動した場合には、非常階段のときよりも小ネタの数が少ないものの、神羅社員との小ネタがあるので、ぜひ両方見てみましょう。
まとめ
- 神羅ビルは、ビルすべてが神羅カンパニーの本社となっている地上70階の建物となっていて、ストーリー進行上で全てのフロアに入れるわけではない
- 地下から侵入したあと、地上3階まではティファを操作してめぐることになる
- 地上60階~63階までは神羅のことを知るためのツアーになっているので、観光気分で楽しめる
- 地上64階で、トイレからダクトに潜り込むイベントが発生する
- 地上65階にはエアリスが母親と過ごした部屋があり、66階からしばらくの間は宝条の研究施設をめぐることになる
- 目的地の59階まではエレベーターか非常階段で移動することになり、どちらにも小ネタが散りばめられている
神羅ビルは建物内に様々なフロアが用意されている分、細部まで細かく描かれています。そのため、訪れるチャプターではストーリーや会話だけでなく、純粋に建物を観察して楽しんでみましょう。
そして、1周目はエレベーター、2周目は非常階段で……というように、ぜひ両方体験してみてくださいね。