FF7リメイクは原作のターン制バトルから大きく戦闘システムが異なり、アクション性の強いシステムへと変更になりました。
そこで今回は戦闘システムを一挙解説していきたいと思います。
FF7リメイクの戦闘システムとは?
FF7リメイクは原作とは大きく戦闘システムが異なります。
原作では、ターン制といって時間の経過で敵・味方の攻撃順が巡り、コマンドを選ぶことで攻撃行動を選択できるシステムでした。
しかし、FF7リメイクは近年主流となっているアクション性の高い戦闘システムが採用されています。
アクション性の高い戦闘システム
FF7リメイクでは、キングダムハーツのようにプレイヤーはキャラクターを操作してマップを移動するだけでなく、マップ上に出現した敵とそのまま戦闘に入ります。
FF10までのような、マップを移動していたら場面がバリーンと割れて戦闘画面に入るような演出などはありません。
そのため、どのボタンでどんな操作ができるのかをまず覚えていくことが大切となっています。
FF7リメイクのボタン配置と行動一覧
FF7リメイクの戦闘システムは、マップ上に出現した敵とそのまま戦闘という、より生身の人間が行動した時の動きに近いものとなっています。
そのため、キャラクターを操作するプレイヤーとしては、どのボタンでどんな行動ができるのかをしっかり覚えておくことが重要となります。
ボタン | 行動 |
□ | 通常攻撃 |
〇 | ウェイトモード(コマンド選択モード) |
△ | 各キャラごとの固有アビリティ |
× | 回避 |
左スティック | 移動 |
R1 | ガード |
L2またはR2 | 仲間への指示出し |
十字キー | 操作キャラの変更 |
R1+□△○× | 任意で設定したショートカットコマンド |
R3 | 複数の敵から1つをロックオンして固定する |
□:通常攻撃
「攻撃は最大の防御」というように、敵に勝つにはまず攻撃が大事ですよね。
その攻撃を行うのが□ボタンです。連打することでコンボが生まれたり、長押しすることでキャラごとに異なる攻撃行動をとるなど、アクションゲームではおなじみの動きを見せます。
〇:ウェイトモード(コマンド選択モード)
物理攻撃のほかに魔法でも攻撃したいなんてときに使うのが〇ボタンです。
〇ボタンを押すと、敵・味方共にゆっくりとした動きになり、「WATE MODE(ウェイトモード)」と表示されるようになります。このときに、通常攻撃以外の動きを選ぶことができます。
全体の動きもゆっくりになるので、どんな行動を誰にとらせるかについて、ここで考えることができます。
できる動きは、「魔法攻撃」のほか、武器ごとに備わっている「アビリティ」、魔法以外の回復「アイテム」、強力な助っ人「召喚獣の使用」です。
ただし、いずれもATBゲージを1つ以上消費するため、ゲージが溜まっていない時には使用できません。
ATBとはアクティブタイムバトルの略で、アビリティを使うために必要なゲージとなっています。
溜め方は、敵へ攻撃することやガードすることだけでなく、単純に時間が経てば溜めることができます。
ゲージは2段階まで溜めることができ、2本分使うことでより強烈な技を出すことも可能です。
△:各キャラごとの固有アビリティ
「ATBゲージが溜まっていないけど、なんとかアビリティは発動できないの?」というときには、△ボタンを活用しましょう。
それぞれキャラごとに異なる攻撃行動をとるので、あらかじめどういう効果があるのかを知っておくと活用しやすいですよ。
キャラ名 | アビリティ名 | 効果 |
クラウド | モードチェンジ | バランス型の「アサルトモード」(素早く移動ができるが威力は落ちる)と攻撃型の「ブレイブモード」(攻撃威力は上がるが、移動速度は遅い)を切り替える。 |
ティファ | 強打 | 敵にラッシュ攻撃を行う。秘技解放で、強化が可能でき、技名が変化する。 |
エアリス | テンペスト | チャージしたあと、爆発を起こす攻撃を敵へ放つ。 |
バレット | ぶっぱなす | 威力の高い遠距離攻撃を放てる。ATBゲージが大きく上昇するが、クールタイムあるため連続しては出せない。 |
×:回避
戦闘にも慣れて相手の攻撃が読めてきたときなど、攻撃を避けたいときには×ボタンを使いましょう。
敵によってはガードが効かない攻撃をすることもあるので、回避はぜひうまく活用したいところです。
また、回避することでゲージを溜めることができるマテリアなどもあるので、組み合わせると攻撃の幅が広がりますよ。
左スティック:移動
攻撃するにしても、クラウドのような近接攻撃タイプはまず近づかなければなりません。
キャラクターの移動は、マップ上と同じで左スティックを使いましょう。
マップ上のモンスターなどの場合、見えなくなるまで移動すると戦闘を回避することもできますよ。
R1:ガード
全ての攻撃を回避するのは難しいですよね。でも、受けるダメージは少なくしたいという時に使えるのがガードです。R1ボタンでできます。
物理攻撃・魔法攻撃ともにできますが、ガード中は移動速度が遅くなるため、回避と通常移動を上手く組み合わせて使っていきましょう。
ちなみに、クラウドの場合、ブレイブモードのときにタイミングよくガードすることで反撃をおこなえるので、戦闘に慣れてきたら試してみるのも手ですよ。
L2またはR2:仲間への指示出し
プレイヤーが主に操作するにはクラウドになりますが、そのクラウドが大ダメージを負ってピンチになった!なんてときには、仲間を操作して助けてもらいましょう。
L2またはR2を押すことで一緒に戦っている仲間に指示を出すことができます。これでピンチになったクラウドに回復魔法をかけるといった行動が可能になりますよ。
十字キー:操作キャラの変更
「手助けではなく、クラウド以外のキャラクターで攻撃したい」というときは、十字キーを使えば操作キャラを変更することができます。
指示を出すだけでは上手く動いてくれないときもありますので、思い切って操作キャラを変えるという戦略を活用していきましょう。
R1+□△○×:任意で設定したショートカットコマンド
ウェイトモードで攻撃以外のコマンドを出すことができますが、回復や敵の弱点となる魔法攻撃などをより素早く出したいときがありますよね。
そんな時は戦闘に入る前に、メインメニューの「BATTLE SETTING」にてショートカットコマンドを設定しておきましょう。
プレイヤー自らが設定したR1+□△○×のボタン配置で、素早くコマンドを出すことができますよ。
ただし、ATBゲージを消費する点に変更はないため、ゲージが溜まっていない時には使用できないことに注意しましょう。
R3:複数の敵から1つをロックオンして固定する
敵がたくさんいると、どれから攻撃しようか悩んだり、少しでも数を減らしたいと考えたりしますよね。そんな時に使えるのがロックオンです。
右スティックを押し込むことでできるR3ボタンを使えば、複数の敵から1つをロックオンすることができます。
ロックオンすると自分がどこにいても、敵がどこに移動しようとも視点が必ずロックオンした相手の方を向くようになり、見失うことがありません。
ひとつずつ片づけていきたいときや、動きが素早く見失ってしまうときなど、上手く活用していきましょう。
アクション性の高い戦闘システムが苦手な時は……
FF7リメイクは、原作と異なるアクション性の高い戦闘システムが採用されていますが、「ストーリーを楽しみたいけど、戦闘は苦手」なんて人もいると思います。
そんな人にオススメなのが、「クラシックモード」です。クラシックモードでは、アクション操作を自動でおこなってくれるだけでなく、敵の強さも「弱い」に自動設定されるため、原作のコマンドバトルとストーリーに集中することができるんですよ。
どこまでアクション操作を自動でおこなってくれるかというと、なんと回避やガードもしてくれるんです。そのため、単調な攻撃だけではないので、見ていて飽きることはないでしょう。また、操作を行えばいつでも自分で操作することもできます。
欠点といえば、ボス戦のときにきちんと急所を狙ってくれないところです。ロックオンしたり、移動したりと自分で操作することができる利点を使って補助していくとよりスムーズに戦闘を切り抜けられるでしょう。
まとめ
- FF7リメイクでは、原作と違い、アクション性の高い戦闘システムが採用されている
- アクション性の高い戦闘システムを使いこなすためには、ボタン配置を覚えることが必須
- アクション性の高い戦闘システムが苦手な人でも、「クラシックモード」を活用すれば、原作のようなコマンドバトルに集中することが可能
FF7リメイクはビジュアルが綺麗になっただけでなく、より生身の人間の行動に近いアクション性の高い戦闘システムが特徴となっています。
細かいボタン配置がありますが、どのボタンでどんな行動ができるかを知ることで多彩な攻撃ができ、単調な戦闘にならないようになっています。
苦手な人でも楽しめるモードも搭載されていますので、初めはクラシックモードで、徐々に通常モードに変更してみるなど、好きなスタイルで楽しんでみてくださいね。