ファイナルファンタジーシリーズってどんなもの?
発売の度に話題になるのがファイナルファンタジーです。
一言にファイナルファンタジーと言っても今までにいろんな作品が出ています。
その作品ごとにたっぷり魅力がつまっています。
そこで今回はファイナルファンタジーシリーズをIから見て行こうと思います。
ファミリーコンピュータ
ファイナルファンタジーI
記念すべきシリーズ1作品目です。
発売当初は「ファイナルファンタジー」という表記で後のリメイク版で「ファイナルファンタジーI」という表記になりました。
この作品は最初にジョブを選択し、ストーリーの途中でクラスチェンジが出来ます。
また魔法は覚えるのではなくお店で買うシステムになっています。
ファイナルファンタジーII
この作品にはレベルの概念がありません。
まさにRPGの概念を覆す異色の作品です。
レベルのかわりに熟練度というものがあります。
これは戦闘中の行動や受けたダメージによって能力が少しづつ成長していくというものです。
簡単に説明すると戦闘でたたかうコマンドを多く使用すると戦士、魔法を多く使用すると魔法使いになるといった感じです。
ファイナルファンタジーIII
ファイナルファンタジーIのジョブシステムが進化しており、いつでもジョブが変更可能なジョブチェンジシステムが導入されています。
また後のシリーズの定番となっている「召喚魔法」が初めて登場したのがこの作品です。
FC用シリーズでは最後の作品になっています。
スーパーファミコン版
ファイナルファンタジーIV
SFC用最初の作品です。
ファイナルファンタジーIIIまでは自分でキャラクターをカスタマイズして成長させていきました。
ただIVは各キャラクターに最初から得意・不得意があります。
個々の個性を生かしながら戦闘を進めていきます。
この作品の最大の特徴がアクティブタイムバトルシステムを採用していることです。
このシステムは特許化されています。
ファイナルファンタジーV
この作品では前作と比べて大きく変更や変わった特徴はありません。
大きな特徴はありませんが、キャラクター成長にはIIIのジョブチェンジシステムの発展系です。
ジョブが約26種類にも増えており、キャラクターのカスタマイズ性が高くなっています。
ファイナルファンタジーVI
過去の作品とは少し違い特定の主人公がいません。
登場人物全員が主人公という異色の作品です。
前作と比較して戦闘システム等に大きな変更はありませんが、各キャラクターの個性が魅力です。
またファンタジーな世界観から一変し、機械文明を取り入れ、攻撃の方法でしかなかった「魔法」をストーリーの中心に持ってきています。
SFC用ソフトでは最後の作品です。
プレイステーション用
ファイナルファンタジーVII
シリーズ初のPS用ソフトです。
ストーリー、キャラクター共に高評価を受けている作品です。
ハードがPSに変わったということもあり、フィールド・戦闘画面が3Dになっています。
本作品では武器・防具に関して大きく変わっています。
旧作品では兜、防具、盾などを装備するスタイルでしたが、今作品では武器と防具(指輪)とアクセサリーのみになっています。
武器と防具には最大8個までマテリアと呼ばれるアイテムを装着することでバトルコマンドが増えたり、戦闘能力がアップするシステムです。
またLIMITゲージというものが存在し、ダメージを受けるとゲージが上昇しMAXまで溜まるとLIMIT技(各キャラクター固有の必殺技)が繰り出せます。
ファイナルファンタジーVIII
キャラクターのステータスを上げたり、コマンドをカスタムするジャンクションシステムが採用されています。
ジャンクションシステムとは今作特有の強化システムの事です。
召喚獣や魔法をステータスに装備することで能力を上昇させる。
旧作品の武器や防具の装備にあたるシステムです。
また味方キャラクターのレベルに合わせて敵のレベルが変動するレベル連動性が導入されています。
ファイナルファンタジーIX
この作品のテーマは「原点回帰」です。
VI以降では機械文明などを舞台にしていました。
しかし今回はI~Vまで登場していたクリスタルが再登場します。
王道のファイナルファンタジーといったところでしょうか。
アイテム同士を合成して貴重なアイテムを作成したり、装備品からアビリティをゲットしたりと独自のシステムが導入されています。
PS2版
ファイナルファンタジーX
初めてPS2用ソフトです。
ファイナルファンタジーシリーズで初めて声優を取り入れた作品です。
この作品は独自のシステムが多数導入されています。
まず初めにバトルシステムがカウントタイムバトルになっています。
レベルによる成長ではなくスフィア盤とよばれるものを使用し成長させていくようになっています。
召喚獣をキャラクターのようにコマンド入力をして戦闘が出来ます。
また、アビリティによる「ダメージ限界突破」「HP限界突破」「MP限界突破」は旧作品では上限値であった9999(MPは999)を超える数字をたたき出し大きな衝撃がありました。
ファイナルファンタジーX-2
ファイナルファンタジーXの続編です。
バトルシステムがカウントタイムバトルから従来のアクティブタイムバトルに戻っています。
Vのジョブシステムに相当するものとして「ドレスアップ」というシステムが採用されています。
旧作品のジョブがドレスに変わったようなものです。
キャラクターの成長はドレススフィアを用いて成長させていきます。
言わばXで使用していたスフィア盤の亜種です。
また、ストーリークリア後に「強くてニューゲーム」が採用されています。
これはクリア後の一部のデータを引き継いだ状態でニューゲームが出来るものです。
レベルや一部のアイテムを除きますが、多くのアイテム・ギル・アビリティを引き継いだ状態でストーリーを始めることが出来ます。
コンプリート率というものがありこのコンプリート率が100%に達すると隠しエンディングを見ることができます。
ファイナルファンタジーXII
最後のPS2用ソフトです。
この作品では360度フル3Dフィールドを実現化しています。
戦闘システムが従来の作品と大きく異なりシームレスバトル方式です。
シームレスバトル方式というのはエンカウント方式とコマンド入力方式ではなく、フィールド上をモンスターが歩き回り、フィールド上で戦闘が行われるものです。
このフィールドとバトルシステムがXIIでの最大の特徴です。
PS3版
ファイナルファンタジーXIII
シリーズ初のPS3用ソフトです。
良くも悪くもかなり話題になった作品です。
バトルシステムがアクティブタイムバトルを「スピードアップ」し、「行動の連鎖」に重点をおいているようなバトルシステムになっています。
この戦闘システムがなかなか難しく、嫌になる人が多かったポイントです。
コマンドを入力するのはリーダーのみで他のキャラクターは自動で行動します。
バトル終了後、HPが全回復し、戦闘不能などの異常状態も解除されます。
戦闘に入るシーンではフィールド上にモンスターが見えており接触するとバトルフィールドへ突入するようになります。
ファイナルファンタジーにおいてストーリーはかなり重要ですが、このストーリーが複雑で難解なストーリーになっています。。。
PS4版
ファイナルファンタジーXV
今までの作品とは違い「旅」がテーマのような作品です。
主人公を操作しオープンワールドを自由に動きクエストを達成していきます。
メインクエスト・サブクエストがありこのクエストをクリアすると大量の経験値が得られます。
戦闘に勝利した際、クエストをクリアした際に得られる経験値はすぐに反映されるのではなく一度ストックされる。
経験値は宿泊するか、メインクエストを完了しチャプターを終えることで清算されキャラクターが成長するシステムです。
戦闘では攻撃ボタンを押し続けて連続攻撃を繰り出すシステムです。
回避ボタンもあり押しっぱなしにすることで回避可能な体制である限り自動で攻撃をよけてくれます。
この2つを使い分けて敵を倒していくようになります。
まとめ
ここまで多くのナンバリング作品が出てきましたが、如何でしょうか?
一番楽しめるのは自分に合った作品を見つけるのが一番です。
これを読んで少しでも興味を持ったら是非プレイしてみて下さい。
こちらで紹介した多くの作品はリメイク・リマスター・移植版が出ています。
数が多すぎて書ききれないのが残念です。
多彩なハードでプレイ出来ますので一度チェックしてみて下さい。