FF7が発売されてから23年後、最新の技術を用いて「FF7リメイク」として新たに生まれ変わりました。
FF7オリジナルが発売されたとき、キャラクターをポリゴンで立体的に表現したことが話題となりました。そして、FF7リメイクが圧巻のグラフィックでよりリアルで鮮明な描写をしたことで再び関心を集めています。
ゲームシステムの違いもありますが、今回はどれだけ素晴らしいグラフィックになったのかについて、まとめました。
圧巻のグラフィックで再現された世界
FF7リメイクのグラフィックは、実写映画を見ているかと錯覚するほど、細部まで丁寧にミッドガルという世界を描き出しているのが特徴です。
ポリゴンでの表現では表現しきれなかった建物の細部やダイナミックさ、細やかな光の調整も忠実に再現されていますよ。
写真のような背景
ミッドガルは魔晄炉のおかげで夜でも明るさを保つことのできる街です。現実世界で電力を使って明かりをつけられるのと同じ原理ですね。
そうした夜でも浮かび上がる街の明かりや夜景が、まるで写真でも見ているかの美しさで再現されています。
もちろん、撮影に失敗した街並みではなく、額に入って飾られている函館や兵庫などの夜景に近い美しさなんですよ。
夜景が綺麗というだけでなく、遠くから見ても雑さを感じないほどに建物の外観や内装の細やかなも丁寧に描かれています。
そのため、ストーリーやアクションと同じように、自由にフィールドを歩けるときに様々な場所を見て回るのもFF7リメイクの楽しみ方の一つですよ。
カメラと変わらぬ遠近法表現
カメラで写真をとるとき、前にある対象に焦点をあてるとそれよりも後ろにあるものや背景はピンボケされた状態で写りますよね。
オープニングムービーでエアリスに焦点を絞った時、背景のピンボケ具合が実にリアリティです。
カメラと変わらない遠近法を用いた表現により、人物や手前にあるものがより鮮明にうつりますね。
光の変化を丁寧に表現
光は当たり具合によって色の違いや強さが変化しますが、その様子がエアリスと再会する教会で実感することができます。
その教会にステンドグラスがはめ込まれていて、カメラが動くたびにキラキラと輝く様子が神聖なる雰囲気をつくりだし、神秘的ですね。
また、時間による日の光の変化も注目です。チャプター15の落日の街では、この時のクラウド・ティファ・バレットの心情を表現するかのように、夕陽で街並みが赤く染まっていきます。
ここまでの話の流れもありますが、夕焼けによって徐々に染まる街並みの見事な美しさに、思わず感動してしました。
FF7リメイクのグラフィックは4Kの世界!?
技術の進歩に伴い、テレビ界には4K放送という革命が起こりました。これは今までのフルハイビジョンよりもさらに高画質で高詳細な映像を再現できる技術です。
4K放送が開始されるとき、「毛穴までくっきり見える」と話題になりましたが、それがゲームの世界でも適用されているといって過言ではないのがFF7リメイクです!
人の肌質、体型、表情から髪の毛や服の動きまでが生身の人間そっくりに描かれていますよ。
クラウドの〇〇が見えるだと!?
画像引用:https://www.jp.square-enix.com/ffvii_remake/character/index.html
多くのプレイヤーから話題になったのは、クラウドの毛穴やひげの跡がはっきり見えるという点です。
画像をみると、つるつるの皮膚ではなく、少しボコボコっとしているように見えます。また、アゴのあたりには他の毛穴よりも青黒く、ひげの跡が見えますね。
さすがに毛穴やひげ跡までリアルに表現した点について、プレイヤーの間で賛否両論ありました。
賛成 | 反対 |
・本物の人間みたいに綺麗 ・よりリアルになって人間味がある |
・ひげ跡までは見たくなかった ・現実世界にはいないイケメンじゃない |
ちなみに、顔だけでなく、腕も同じように毛穴感や体毛が表現されてますよ。
ヒロインの美しさにどきっ!
FF7リメイクにはヒロインが数名登場しますが、いずれもあまりにも美しすぎて見惚れてしまいます。
ティファはもともとお腹周りを大胆に見せた際どい恰好をしているのですが、そのお腹にはしなやかな腹筋が見えます。素早い動きで戦うティファの肉体美がきらりと輝きます。
エアリスの服装はティファほど大胆ではありませんが、胸元の開いた服が特徴的です。動きに合わせて髪や服の裾も自然に動くため、ちらっと覗く肌にどきっとしてしまいますね。
ジェシーは鎧をつけている姿が印象的ですが、ぴちっとした鎧が逆にジェシーのスタイルの良さを表現していてます。
スタイルの美しさだけでなく、喜怒哀楽といった感情表現が豊かで、ウインクをするなどのたくさんの可愛らしい仕草を見せてくれるところも魅力的ですよ。
まとめ
- FF7リメイクのグラフィックは、実写映画や写真を見ているかのような再現率で見て回るのが楽しい
- 建物だけでなく、位置によって変化する光彩や時間による日の光の変化といった細部まで表現されている
- キャラクターは毛穴やひげ跡、体毛まで描写されている
- 筋肉の動きや動きに合わせて服装から見える肌も表現されていて、ヒロインに見惚れてしまう
FF7リメイクは、圧巻のグラフィックで描くことで街並みやキャラクターをリアルに描いています。これにより、街並みの壮大なスケールや細やかな表情変化がこれまで以上に表現されていると感じました。
そして、感情移入がよりしやすくなっただけでなく、私たちにゲームを通して命や生き方や信念などについて考えさせる作品へと進化を遂げました。
単なるゲームで終わらせない魅力あふれた作品となっていますので、何度でもプレイして楽しみましょう。